やまくに山村塾 事務局
〒871-0432 大分県中津市耶馬溪町金吉668
矢野 敏行
案内:榎鶴賢治(山国町槻木、林業農業)・相良房雄(中津市大新田、元営林署員)・相良直彦(山国町中摩、元京都大学教員)
期日:2013年11月5日(火)
開催場所:耶馬渓町津民より林道相ノ原-毛谷村線を経て山国町槻木に入り、毛谷村を見て、平鶴国有林および薬師渓谷の森林軌道跡を観察した。
集合場所:耶馬渓町柿坂、耶馬渓公民館(サニーホール)前広場
集合時刻:9時15分
解散場所・時刻:槻木新谷16時20分、耶馬渓町柿坂17時00分
歩行距離:とくになし
参加者数:15名(案内者を含む)
観察内容:源流域の林道網、紅葉(写真1)、相ノ原共有林の自然植生、最奥の集落毛谷村(毛谷村六助について月木 博氏の講話)、平鶴国有林事業所跡・森林軌道跡(写真2, 3)、薬師渓谷と森林軌道跡(写真4)、木地師墓地
写真1:林道相ノ原−毛谷村線と紅葉
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写真2:山国町槻木藤原の奥にあった中津営林署平鶴事業所。写真1952年(昭和27年)。事務所、作業員宿舎、集会所、牛舎、機関車車庫があり、約20世帯が居た。(相良房雄氏アルバムより)
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写真3:おなじく平鶴事業所、ループ状軌道敷とトロッコによる運材風景。写真1952年。手前右の人物(当時21歳)がこの写真の撮影者であり、かつ今回の案内者でもある相良房雄氏(現82歳)。(相良房雄氏アルバムより)
写真4:薬師渓谷に残る森林軌道跡の石垣。平鶴より時代が古い。
寸評:凄みのある行事であったと企画者は自賛している。
やまくに山村塾の標語「何でもやる」を地で行って余りある榎鶴賢治氏の工房を特別に拝観できたのは幸いであった。
「毛谷村の正月は[門松]ではなく[門樫]だ」という話は、この地の自然を現していてよく納得できた。